2016.03.06
北九州市小倉北区の花屋 フラワー&バルーンギフト専門店 、フローラルポートの走る花屋、福田智雪です。
この時期や母の日は普段お花を贈り慣れてないお客様もたくさんご来店なさいます。
こういう機会にお花を贈ることに親しんでいただき、贈る喜び、贈られる喜びを少しでも感じていただけたらと思い電話応対や接客をさせていただきます。
その時にだいたい二通りに別れます。
一つは「分からないのでお任せします」とだいたいにイメージやご用途などをヒアリングしてご注文いただくケース。
もう一つはイメージやお花をお選びになってこだわられるケース。
普段贈り慣れてる方や、当店のお得意様ですと、その方の仰ることはだいたい分かるのですが、ほぼ初めてのお客様の場合はそうはいきません。
「シュールなイメージでお願いします」
「可愛く豪華にエレガントに」
「可愛いって感じでもなく大人っぽくならないように」
ご本人がイメージをきちんと持たれてる方は、お伺いしている内にだいたいイメージが伝わってきます。
イメージをお持ちでなくて、その場で出てくる言葉を並べられると困ります。
ドンドン深みにはまっていって、終いには何が何だか・・(笑)
先日、実際にあったお友達の花屋さんのオーダーです。
「アメリカンビンテージなブリキ缶のイメージで、
お花は黄色オレンジ系で、お祝い事なので明るい雰囲気で、
かすみ草とスイトピー(薄いオレンジ)は必ず入れて、
ナチュラルなイメージで、パステル系で、
でも3輪はっきりした色のお花は入れて、
グリーンのアンティークアジサイやカラーもあれば入れて欲しくて、
あとはセンス良くおまかせ。」
変に気負わずにご相談いただければ、色々なご提案もできます。
その場合、電話やメールで済ませるのではなくできればご来店いただきたい。
イメージのすりあわせって、思ってるよりずっと大変な作業だと思います。