2024.07.29
ただ今定時点滴中の、北九州市小倉北区大手町・勝山公園前にあるフラワー&バルーンギフト専門店 フローラルポートの福田智雪です。
今回、朝晩この抗生剤の点滴が主な治療になります。
それぞれ大体2時間。
先日も書きましたが、えん罪事件に巻き込まれた一部上場企業会社社長のフィクション「負けへんで」を読了。
大阪地検特捜部の人質司法を潰していったノンフィクション。
自らの罪を認めず、裁判で負け収監された堀江貴文氏絶賛本(笑)
日本の刑事裁判は99.9%が有罪という事実の中、検察の横暴と検察組織の腐敗をリアルに書いた生々しいお話し。
任意の事情聴取から、取り調べそのまま逮捕拘留され、自分は無実なのでそのうち保釈されるだろうと思ってた山岸氏が260日を超える収監にどのように耐え、抗ったか。
個人的に少しだけ、ほんの少しだけ重なったのは、拘置所の日の光も入らない狭い独房の中、運動時間も制限され、家族との面会も制限され精神的に参っていく様。
もちろん自分は入院なので条件は全然ゆるいながら、外部の人と話せない、情報が入らないなどのストレスはすこし理解できる。
人は人とのコミュニケーションで人格を肯定できるんだなと。
この本の主題は検察の有罪ありきの捜査方法と取り調べ方法。
ドラマに出てくる検察官のような正義の味方ばかりではないと言うこと。
検察官が独自の有罪ストーリーを決めつけ強制的に自白に持ち込む様はドラマよりもリアルで迫力あるもの。
Netflixで軍検察官や韓国政府の腐敗を描いたドラマ(こちらはフィクション)を同時に見てるものだから余計に心が動く(笑)
筆者も書いてるけどこの社長は運が良かった。
一般人も知らぬ間に犯罪に加担したかのように疑われ検察に送致される可能性はなくはない。
えん罪事件って世の中に発表されるより多いかもしれない。
読みやすい本なので、読んでおいた方が良い・・・かも。。