2017.04.04
北九州市小倉北区の花屋 フラワー&バルーンギフト専門店 、フローラルポートの走る花屋、福田智雪です。
焼肉食べに行っても野菜などに目もくれず肉ばかり食べてます。
そんな私にお門違いな相談が・・・。
友人が、やめときゃいいのに「野菜屋をやる」と。
まぁ、これから無くなる職業の筆頭みたいな商売を始めることに。
「やるか、やらないか」ではなく「やる」って言うもんだから応援するしかない。
で、事もあろうか「仕入れ先の目処が立ってない」って事で相談受けたもんだから昨日一緒に、ネットワークを駆使して紹介してもらった「野菜の仲卸(市場と小売の中間問屋)」に取引を申し込みに行ってきた。
まぁ、花とだいたい仕組みは同じで、一通り話を聞いて取引してもらえることに。
4月末か5月初旬にオープン予定なのでその時はこのブログでお知らせしますので、買ってやってください。
その話は置いといて、その仲卸で聞いた、ある寂れた商店街でやってる八百屋さんの話。
色んな野菜を置くわけではなく、その日の買い得品を沢山仕入れて売りさばいているという。
仕入れは偏ってるけど、よく売ってると。
仲卸の帰り、その八百屋さんに行ってみた。
寂れたとは言え商店街、そこには何件か野菜屋さんがあったけど目的のそのお店だけに次々お客様がやってくる。
商品見てても安いか良いか良く分からないけど、おそらく安いんだろうなと。
野菜屋も特色無いと売れないんだ・・逆に言うと特色あると売れるんだ・・と。
儲かってるかどうかは別として。
野菜屋さんの商売って、初めて商売目線でまじまじ見たけど、こりゃ無くなるなと。
理由はいろいろあるけど、第一に高齢化、若い人はやってない=儲かってないんだろうなと。
そして仕入れてきた商品をすぐに並べて、段ボールに値段書いてすぐに売る。
これじゃぁ商売考えてる暇無い。
値段もどこの野菜屋さんも「何百円」と計算しやすい単位に籠盛りして販売。
消費税や流動費が計算されてるとは思えず、売っても売ってもお金残らないなと。
現場見て、帰ってきて色んなこと考えたけど、逆に考え方変えると上手くいく方法はありそうな気がする。
ただ・・利益率悪すぎて異業種参入しにくい業種かな。
自分は花屋が手一杯で、野菜のことまで考えてる暇無いからやらないけど、その友人が何か秘策見つければ抜き出るチャンスはなくは無いと思った。
でも、たまに異業種をそういう目線で見てみると結構色んなことに気がついた。
とりあえず、しばらくは野菜屋さんを見る目が変わりそうだ。