福田家の闘病生活・家族 - 北九州市小倉の花屋 フローラルポート[Floral Port]

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福田家の闘病生活・家族

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2018.12.31

北九州市小倉北区の花屋 フラワー&バルーンギフト専門店 、フローラルポートの走る花屋、福田智雪です。

 

年内にこの闘病生活のことを書き終えるはずでしたが、まとめるのが下手くそでどうも終わりそうにない(笑)。

 

って事で、年をまたぎます。

 

ここで、病気発覚時や脳出血の時の私が考えたこと感じたことを書いておこうと思います。

 

まず、奥さんが昨年ガンで入院したときに思ったことは、雑音を自分や本人含め家族の耳に入れたくないって事でした。

今は調べればすぐに5年後生存率や、治療法など色んなことが分かります。

それを元に自分たちのいるところ、いないところで好き勝手なことを言われたくなかった。

病気は人それぞれ、症状や進行状況、本人の体力などによって全く違う症状が出ます。

治療法含め、時間もないし主治医におかしなところがない以上、任せるしかないと考えました。

それに対して、かじった知識や得た情報を為になるからといちいち教えて欲しくなかった。

それほど、自分が混乱していたと思います。

 

脳出血で緊急手術になったことで、今度は婦人科の主治医、脳外科の主治医、その後の口腔外科の主治医、誰も今後の展開や治癒スピード・・いや治癒するのかどうかさえ分からなくなったと思います。

ただ、今起きてる事態、症状を抑えること、その後は神のみぞ知る・・てな状態です。

 

こうなると、色んなことを決定したり希望を出したりするのは私しか出来ません。

奥さんの父親、関東在住の弟は全く当てにならなかった。

 

唯一の成人した家族、私が説明を受け、了解し、お願いするしかなかった。

あとは、毎日病院に様子を見に行くだけ。

 

逆に言うと、しばらくは洗濯物を取りに行って洗って運ぶことぐらいしか出来ませんでした。

 

なので、できるだけ普通に生活しようと思いました。

心配しても結果が変わるわけでもなく、塞ぎ込んでも何も良いことはありません。

いつまで続くか分からない看病生活、生活に明るさと息抜きがなければこちらが持ちません。

それだけはやってはいけない。

 

たとえば家庭の状況を話すと周りが気を遣ってくれて、宴会や、イベントに誘ってくれなくなったり、走りに行っても気を遣われたりするのは本意じゃなかった。

 

時間と状況が許せば、お酒も飲みに行ったし、趣味のマラソンも目標に向かって一生懸命練習しました。

そこで普通に接してくれる友人達にどれだけ救われたか。

そして、趣味の時間に没頭することで良い気分転換にもなりました。

 

3月には娘が大学受験に失敗しました。

私立は受験しなくて「落ちれば浪人」は父娘で確認済みでした。

思えば、これで随分娘に助けられました。

 

ウチは小さい頃から娘と仲がよく、二人で一緒に遊びに行ったり映画を見に行ったりすることもしばしば。

二人とも夜遅く帰ってきて、娘が学校や予備校で会ったことを話し、それをネタによく笑い、二人ともガス抜きになったように思います。

「お母さんが入院したんだから受験どころじゃなかったんでしょう」と言ってくださる方もいらっしゃいましたが、それはない。

福田家に人のせいにする考えはありません。

「すべての源は自分にある」この考えは私と娘の約束事です。

受験失敗はすべて自分の責任、私と娘の共通認識です。

 

つらつらと書きましたが、この闘病生活を年末に書いたのには理由があります。

 

この年になると、お見舞や、不幸ごとがある度に友人同士で「お互い気をつけような」なんて話しますが、そんなことを言うヤツに限って太ってたりします(笑)。

で、「お前は大丈夫か?」なんて利いた風なことを言いやがります(笑)。

 

ウチもそうだったんですがおそらく外見のイメージと逆。

 

私は怖がりで毎年検診にも行くし、食べ物のことも考え、運動もしてる。

生命保険にも入ってる。

それでも病に対しては万全ではありませんが、リスクは最大限に減らしてるつもりです。

 

一方奥さんの家系は人にはすぐ病院に行けというくせに自分はほとんど行かない。

義母もそれでなくなりました。

うちの奥さんも検診なんて行ったことがない。

「今年は人間ドックに・・」なんて話してた矢先のガン告知です。

 

皆さんも、お正月、家族が揃ったときに真面目に話をしてみてください。

男性は一家を支える責任があるなら、もちろん病に対するリスクは減らさなきゃいけない。

女性は臓器が男性よりも多く特にガンのリスクは男性よりも高い。

きちんと強制的、定期的にに検診を受けること。

ムリのない保険に加入すること。

 

ウチは掛け捨ての県民共済に入ってただけでしたがそれでも随分助かった。

 

病気は人事でも対岸の火事でもなく突然我が身に降りかかります。

是非ご家族で決まり事を作り、リスクを減らしてください。

 

さて年末に辺なブログを書いてしまいましたが、当店も本日午前中にご予約のお引き渡しだけであとは掃除して閉店。

掃除は残りましたがとりあえず閉めました。

 

閉店後は毎年恒例、大晦日30㎞走。

新年は4日から営業します。

 

今年は、お客さんとのコミュニケーションを細かく取る余裕がありませんでした。

年明けからは毎月とは行かないかもしれませんが「花マル便り」も再開します。

 

本年も大変お世話になりました。

来年もどうぞ宜しくお願いいたします。

 

今年もあと2時間足らず。

皆様どうぞ、よいお年をお迎えください。

 

 

 

 

 

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