2021.03.19
タンス預金が101兆円突破・・どうやって算出してるのか?チョット疑心暗鬼な小倉北区の勝山公園前にあるフラワー&バルーンギフト専門店 フローラルポートの福田智雪です。
花の消費量県別調査の調査方法も結構いい加減だったりするし・・。
産地を選び、良い花を購入、適切な処理をすることで花持ちが良くなることはご理解頂けたと思います。
一般の消費者の方々荷はあまり関係ないかもしれませんがここで生産者、流通業者、消費者がそれぞれ適切な処理をすることで花持ちは断然良くなります。
大切なのは花が流通する過程で携わる人すべてがきちんと処理をすること。
生産者が行う処理を前処理と言いますがせっかく前処理をしていても流通業者(運送業者・花市場・仲卸・花屋など)が手を抜くとそこで花持ちはやっぱり悪くなります。
逆や、お客様の手抜きも然り。
この三者において共通に大切なことは、「清潔」
清潔なバケツや花瓶・花桶・
清潔な水。
清潔な花ばさみやナイフ。
そして清潔な手。
これを怠るといくら高価な栄養剤や抗菌剤を使っても効果は半減、いや場合によってはそれ以下になります。
生産者は花に応じて適切な前処理が必要で輸送には低温輸送そして花をバケツに立てて水に浸けたままで輸送、花屋は適切な水揚げと適切な薬剤使用。
(薬剤と言っても刺激があったり肌に触れて有害なものではありません。とは言え飲んじゃダメね)
そして消費者は切花栄養剤と花瓶の管理。
もう一つ消費者が怠りがちなのが置き場所。
エアコンの風が当たらない、明るくて直射日光が当たらない場所。
密閉空間より少し空気に流れがあった方が良い。
湿度は5~60%位。
暑い場所よりは1度以上で涼しい(寒い)場所の方が開花は遅くなります。
業界もようやくリレーフレッシュネスという川上から川下までの取組をはじめましたが、まだまだ業界にも浸透し切れていません。
今日は余談的な話になりましたが、理屈を知っていると花屋さん選びや花選びに多少目利きが良くなるかもしれませんよ。
で、最後にリレーフレッシュネスをわかりやすく説明している動画。
もちろん当店はリレーフレッシュネスの一員である認証制度「花き日持ち品質管理認証制度」の認証を受けています。