2022.05.09
朝から花市場で沢山のゾンビに遭遇した、北九州市小倉北区、勝山公園前にあるフラワー&バルーンギフト専門店 フローラルポートの福田智雪です。
母の日開けの花屋さんの顔ときたら・・(笑)
20年ほど前の母の日。
当時は結構配達範囲も広く、事前に奥様宛に結婚記念日の花束の配達も承ってた。
配達はヘルプをお願いしすべて臨時の配達員が母の日のお花も含め配達してた。
1本の電話が鳴り、でると結婚記念日の配達の注文をいただいたお客様。
「メッセージカードの内容が違う!しかも長生きしてねとか縁起の悪いことが書いてある・怒」
そう、母の日のカードと付け間違い。
事情を説明するもお客様は怒り心頭。
新しいカードを印刷し、菓子折買ってごった返す売り場を尻目に謝罪のためご注文主のお宅へ。
車は出払ってるのでタクシーで出発。
すぐに帰りたいのでタクシーに待っててもらい訪問。
ご注文頂いたご主人様が出てこられ玄関でしっかり怒られ最後に
「絶対許さん!」
開き直るわけではないけど、許さんと言われてもカードを取り違えた事実は消えるわけでもなく、ただひたすらに玄関先で20分ほど謝罪して帰ってきた。
その後、その客様がお花を買いに見えるわけもなく、連絡も無いまま。
それから20年。
記憶だけで書いてることからも分かるようにずっと心のどこかに刺さったまま。
教訓にはなってるけど。
昨日の母の日。
ある資材メーカーさんが昨年末に
「3~5月に納品予定のお客様は恐れ入りますが事前に発注ください。繁忙期の遅延防止にご協力を」てなアナウンスが来て「そうだよな・・直前に注文殺到するとさばけないよな・・どうせ発注かけるしちょっと早いけど、なくなるスピード逆算して発注しとこ」と素直に発注。
3~6月毎月納品をお願いした。
先月までは予定どおり納品。
今月分・・資材は足りてるし急ぐわけでもないし当然うちからの催促もなし。
その今月分が昨日母の日に到着。
花屋相手に商売してる資材メーカーが母の日当日に段ボール2個も着荷させるってどういうこと?
しかも運悪く店内ごった返してる時間帯。
今朝メッセンジャーで社長あてに「どういうこと?怒り通り越して呆れるわ!」と入れるとすぐに携帯に着電。
「申し訳ございませんでした・・・・」
「了解、以後気をつけてください。」
後にまたメッセンジャーで謝罪が来てた(笑)
で、もうこの件は終わり。
度々あると困るけど失敗なんて誰にもあるもの。
いつまでも引きずっても良いことないし。
「許さない」この心の傷って言われた方はずっと残る。
事案にもよるし報復の気持ちからの「許さない」もあるんだろうけど。
何かの歌にあったように「心の傷」は結構深く刻まれるもの。
できることなら傷を残さず、お互い次に進みたいものです。