助け合い - 北九州市小倉の花屋 フローラルポート[Floral Port]

情けは人のためならず、勝山公園前にあるフラワー＆バルーンギフト専門店 フローラルポートの福田智雪です。

これって「情けは人のためじゃなく自分に返ってくることだから」という意味で「人のためにならないから情けかけるな」じゃないってことはご存じですよね？

 

母の日・・忙しい、イベントだ！・・頑張ろう！

結構騒いでるのは業界関係者だけで、一般の人にとっては

「ああそういえば母の日ね」

「やっぱり花屋さんって母の日忙しいの？」

位の温度。

 

「儲かっていいね」

これもよく言われますがウチのような零細花屋の出来ること、生産量って知れてるので短期決戦でそんなに儲かるわけがない。

母の日まで4日。

ご注文もそこそこいただいてて、あと4日でどれくらいのオーダーかもなんとなく把握。

ここまで来ると、間に合わない、出来ない、花が足りない、資材が足りない・・等々ミスなく母の日を終えることに気持ちがシフト。

 

今朝、店での仕事中電話が鳴り出ると県内某地域の花屋さん。

イーフローラというネットワークを通じての母の日の配達相談。

 

『12日の母の日なんですが生花スタンド2本のお届けって可能でしょうか？』

詳しく伺っていくと近くの結婚式場に13時頃届けてほしいと。

 

先方の花屋さんの口ぶりから、困ってる、申し訳ない、なんとかなりませんか？そんな感情が聞き取れる。

当然ウチも配達応援頼むほどパンパン。

お断りしたい。

でも、逆の立場だったら・・

お客様にお断りするのも失礼だし、受けてしまってなんとかしないといけない。

「結婚式が重なってなくて午前中持って行けるのであればなんとか・・。」

 

先方の花屋さんが式場に確認取ってくれて「9時頃からなら対応可能だそうです」と、再度の電話。

 

「分かりました、承ります」

・・・言っちゃったよ(汗)

 

トドメは昼過ぎにもう一度電話があり「あの～もう1本追加可能でしょうか？」と恐る恐る(笑)

毒を食らわば皿まで・・・『良いですよ』

 

寝る時間が1時間減ることとが決定。

それと・・作って置いておく場所が・・

 

同じ業界関係者、そして同じ花屋さん、なんとか助け合って頑張ります。