第22回四万十川ウルトラマラソン・参戦記 レース編その1 - 北九州市小倉の花屋 フローラルポート[Floral Port]

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第22回四万十川ウルトラマラソン・参戦記 レース編その1

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2016.10.19

北九州市小倉北区の花屋 フラワー&バルーンギフト専門店 、フローラルポートの走る花屋、福田智雪です。

 

私自身、初ウルトラマラソンでしかも全く知らない土地。

勝手もよく分からないので、色んな方のブログなどを参考にさせていただき今回参加しました。

大変参考になったし助けられたので、私も参戦記を記しておこうかと。

ウルトラの猛者には参考になりませんが、少しでも初挑戦の方の参考になれば。

 

スタートは朝の5時30分。

スタート会場には3時半頃から人が集まり始めます。

スタートは招待選手以外は並んだもの勝ち・・といっても我先に並ぶ人もあまりいませんが・・。

 

いよいよスタート、あたりは真っ暗。

 

スタート~山登り

しばらく地元の方々の見送りと、コースに並んだたいまつの明かりで進みます。

しばらくするとたいまつが、ろうそくの明かりに変わります。

間隔も短くなり幻想的な雰囲気です。

5㎞も走るとコースは山の中へまだ夜が明けきらずカーブは自動車のヘッドライトで照らしてくれてます。

この辺から緩やかな登り。

コースマップによると最初に山越え。

坂の上りが苦手な私もこのくらいなら・・などと考えてると16㎞から急斜面に変わります。

ここが第一の難関。

四万十マップ

5~6㎞登るでしょうか、歩く人も増え始めます。

坂を上り詰めると今度は、急な下り。

10㎞ぐらい下ります。

この時点ではまだ目標は11時間。

登りに遅れた分を取り戻そうと、得意な下りをぶっ飛ばしました。

太ももの前、大腿筋がやられるかも・・と頭をよぎりましたが「えーい、行ってしまえ。」と

結果やはり下り終えたときには大腿筋が大変なことに。

 

35㎞~61㎞レストステーション

足にきたものの、こんな所ではくじけるわけにはいきません。

痛みを堪え多少スピード落として進みます。

エイドはほとんどのエイドに寄りました。

40㎞を越えちょうどバテてきたとき、愛知から来た、綺麗なおねーさん(ゼッケンに県表記がある)が私より少し速いスピードで走ってました。

そのおねーさん、エイドストップが長いのでエイドで追い越し、走ってると後ろから追いついてきて・・と2度ほど繰り返しました。

これは、ペースメーカーにいいかも・・3回目に追いつかれたとき、そのおねーさんについて行くことを決めました。

おっさんについていくより、きれーなおねーさんについていく方が頑張れるし(笑)

50㎞過ぎのエイドで話しかけて

「おねーさん早いねー、さっき自分が死んでたとき引っ張ってもらって助かったよ。」

「イエイエ、頑張りましょう」

エイドを私が先に出て、おねーさんもすぐに追いかけてきました。

バテ気味なおねーさんを少しの間、今度は私が引っ張りました。

このまま、61㎞のレストステーションまで・・・そんなことを考えてたとき、目の前に悪夢のような上り坂が(汗)

しばらく走りましたが、登りが苦手な私、たまらず歩いてしまいました。

おねーさんは頑張って走っていて追い越すとき「頑張って!」と声もかけてくれたのに・・頑張れず(涙)

2㎞ほどの登りだったでしょうか?さて今度は得意の下り・・でも最初の下りで大腿筋は悲鳴を上げてます。

下りもスピード上げられず、ただひたすら痛みに耐えて走りました。

55㎞を過ぎたあたりからは、レストステーションに預けた好物の「桃の缶詰」のことばかり考えてました。

後〇㎞で桃が食べられる・・笑われるかもしれませんが、モチベーション維持には効果は絶大でした。

荷物を預けたレストステーションの手前500㍍くらいで双眼鏡を覗いたスタッフの方がマイクでゼッケン番号をレストステーションに伝えてくれます。

レストステーションに着いたときには、ボランティアの高校生がこちらが探すより早く目の前に私の荷物を差し出してくれました。

有り難くって涙が出そうです。

なんとか無事に61キロ地点、レストステーションに到着。

ここで着替えや栄養補給の予定です。

 

・・・と長くなるのでこの続きは明日以降に・・・。

 

 

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