2017.01.08
北九州市小倉北区の花屋 フラワー&バルーンギフト専門店 、フローラルポートの走る花屋、福田智雪です。
午前中忙しかったら、昼から暇・・日曜日のジンクス破れず(笑)
さて本日、北九州は成人式。
ある意味有名になった地元ではありますが、地元のネットニュースが取材しています。→「小倉経済新聞」
是々非々、賛否両論あるようですが、さすがネットニュース(笑)この記事の最後が笑える。
大半の新成人が、式典が始まる時間になっても会場内には入らず、芝生広場で久しぶりに再会する同級生らと話に花が咲いている。サービス業に従事する2人は「衣装代は30万円かかった。来月からローンで支払っていく」と大人の決意を話した。
大人の決意って・・・(笑)
成人の日。
個人的には、毎年、日本経済新聞に明日掲載されるサントリーの広告、伊集院静氏の「新成人おめでとう」が楽しみ。
因みに昨年の掲載文はこちら。
一人で歩きなさい。
成人おめでとう。
今日から大人と言われてもピンと来ないだろう。
私もそうだった。大人なんかになりたくないという気持ちと、大人って何だよ?と半分バカにもしていた。
しかし歳月は否応なしに私の前を通り過ぎた。口惜しかったり、妬んだり、逆上したり、もうダメだとあきらめたり、怒ったり、半ベソもかいた・・・・・・ともかく失敗だらけだった。
それでも何とか生きてこられたのはさまざまな人の生き方に教えられ、学んだからだ。
そのことを今日の機会に話しておこう。
淋しいだろうが、一人で歩きなさい、孤独を学びなさい。
孤独を知ることは、他人を知ることだ。
苦しいだろうが、道を選ぶ時、ラクな道を選ぶな。
苦しい時間こそが人を成長させる。
辛いだろうが、自分だけのために生きるな。
そうすれば”品格ある生き方”とは何なのかがわかる。
人生は自分だけが出世、贅沢をするのが目的ではない。
金で手に入るものなどタカが知れている。
最後に何より大切なことは、元気で明るい若者でいることだ。
元気に、口惜しがれ。明るく、泣きじゃくれ。
少し厳しい話だったが、大人の全てがそうじゃない。
怒って、泣いて、笑った後で、二十歳の乾杯をしよう。
二十歳の君に乾杯。
伊集院静