2021.06.10
満身創痍・・きっとこの言葉は今の私のためにある。
北九州市小倉北区、勝山公園前にあるフラワー&バルーンギフト専門店 フローラルポートの福田智雪です。
SRT、今流行の坂系のアイドルグループではなく「Sarakura Round Trail」の略。
地元、皿倉山の麓を回りながら登山道がある度に登って降りてくる。
登山道は8道。
総走行距離66㎞の練習?コース。
あっ、検索しても仲間内での呼称なので出てこず、一般の人に話しても理解を得られるまでに時間がかかるのでお勧めしません。
先週、いつも水曜練習してるガチRUNの山の女王「楊端和」から
「来週、有給取りますので霧えび(霧島エビのエクストリームトレイルの略)対策でSRTしませんか?」と。
何を隠そうSRTなんて馬鹿げたコースを考えたのは楊端和本人。
「んじゃ、お願い」と気安く返事。
霧えび対策でトレイルのロング練習しなきゃならないなと思ってたので・・。
朝5時に出発。
まずは「煌彩の森コース」を登って降りて次は難コース「国見岩コース」
上から降りる際、運良く雲海を観ることが出来ました。
下山して麓のロードを大蔵登山道目指して。
大蔵登山道も当然上り下り。
下山後次の河内登山道へ。
途中コンビニで休憩&水分と糖質補給。
河内登山道に行くロードではすでに暑さがハンパない。
河内登山道を上る頃にはもういっぱいいっぱいで潰れてた。
楊端和はまだまだ涼しい顔。
山頂近くの折り返し皿倉平で補給と水道で水かぶり顔洗って少し回復。
下山して次の市ノ瀬峠登山道へ。
あじさいが満開で綺麗だなと気を紛らわせながら灼熱のロードを上る。
市ノ瀬登山道はわりと走れる登山道で下りは調子に乗って走ってたら、何かにつまずき転倒。
数カ所すりむいたけどこのくらいは想定内。
下山後、次の鷹見神社登山道へ今度はロードの激下り。
この頃には下りのロードで前腿、大腿四頭筋が悲鳴を上げはじめる。
ラスボスとも言える鷹見神社コース。
ここの上りで再度潰れる。
折り返しの皿倉平で傷口を洗い、補給してまたもや復活。
下りの鷹見神社コースも一部走れる場所があり、下りぐらいは走らないと・・と調子に乗ってたら再度転倒。
今度は左膝を石で擦って傷が剔れてる。
が、どうしようもないので、楊端和が持ってた真水で洗い流しそのまま下山。
流血のままラス前の花尾山登山コースへ。
血が流れるし、ほぼ歩きで登山道へ。
なんとか登り切ると折り返しの皿倉平に着くと同じガチRUNのハセジュンが!
なにげに走りに来たそうで残りの1.5皿一緒にどお?って事で曳いてもらう。
多分彼がいなかったら花尾登山道~皿倉車道の最後のロードは全歩きしてた・・。
最後の1皿、車道の登りは全歩き。
頂上でジュース飲んで下りはゆっくりと思ってたら、そこそこのスピードで楊端和が飛び出す。
もう大腿四頭筋の傷みは麻痺状態。
時計を見ると頑張ったら14時間切れそう・・って事で最後の力を振り絞りフィニッシュ。
66㎞を13時間59分で完走。(時計は最後誤作動でチョットはみ出たが)
霧えびが 約60km(累積標高 約3,600m)制限時間14時間。
SRTが 約66㎞(累積標高 約4,500m)でゴールタイム14時間
「今回のほうが距離も累積標高も厳しいので、霧えび大丈夫ですよ」
楊端和はそう言ってくれたけど、霧えびよりここ2~3日の方が心配な私です(笑)。
ほとんど介護者みたいになってた楊端和、最期曳いてくれたハセジュン本当にありがとう。
昨日は暑かった。
水分10㍑くらい摂りました。
燃費悪いったらありゃしない。
それにしても走り終えた後ケロッとしている楊端和、小さな細い身体の何処にあの馬力とスタミナがあるんだろう。