限界利益率 - 北九州市小倉の花屋 フローラルポート[Floral Port]

北九州市小倉北区の花屋 フラワー＆バルーンギフト専門店 、フローラルポートの走る花屋、福田智雪です。

さて、昨日書きかけたこの本の話。

数字や家計に弱いのは自覚してるので、今まで何冊も会計の本を読んだけど初めて腑に落ちたというか、知りたかったのはこのこと。

今まで読んだ本は「税務会計」の本で、コレに書かれてるのは「管理会計」。

恥ずかしながら「管理会計」って言う言葉も知らなかった。。

で、自分たちのような中小企業のオーナーに必要なのは「管理会計」。

もちろん「税務会計」を理解できれば良いのだろうけど、「管理会計」さえ知ってれば赤字になることもないし、利益も出せる。

この本に書いてあったこと、なんとなく実践してたけど、これからはちゃんと道しるべが出来たというか、設計図がかけるというか・・。

料理でたとえると、経験と人から聞いた話でなんとなく塩や砂糖などの調味料を入れて味を調えておいしく食べてたけど、この本には調味料の分量の計算方法がが書いてあってその通りにすると、味が調う。

例えば、芋の煮物を作るとすると、今までは砂糖入れすぎたので慌てて、水足してそのあとあたふたして他の調味料を調合してなんとか食べられるようにしてたのが、この本の計算式で求めるとそんなことが無くなる。

芋の分量(売り上げ)に対して、どの調味料(経費)をどれだけ入れればおいしく出来る(利益が出る)のか、入れすぎてと不味くなる(赤字が出る)事を事前に防げるし、煮すぎて不味くなることも防げる・・的な。（たとえが微妙か?）

で、早速昨年の決算書を出して、自店の健全化というかこの本で言うことの「儲けパワー（限界利益率）」を計ってみた。

おかげさまで何とか大丈夫そう（ホッ）。

で、今まで嫌いだった帳簿つけや会計ソフトの入力をやりたくなった。

「そうすることで自社の体力が分かるようになる」・・と、今まで色んな本に書いてあったことが腑に落ちた。

儲からない、現金が残らない・・愚痴ってる中小企業のオーナーは絶対この本読むべきだ。

特に花屋さん、モデルが花屋さんなので本当に分かり易い。

あまりに感激したので早速６月の東京出張の際、この本の著者に会わせてもらうように友人に依頼、アポ取ってもらった。

５５年生きてきても、まだまだ落ちる鱗が目には張り付いているもんだ。

今日、あまりに感激したので、口直しにこんな本をポチってしまったのはご愛敬。。

この本のレビューはまた・・書くかな？