2018.07.22
北九州市小倉北区の花屋 フラワー&バルーンギフト専門店 、フローラルポートの走る花屋、福田智雪です。
今朝ご来店の若い男性。
花束のご注文をいただき作ろうとしたとき、「今晩の12時頃渡したいんですけど・・」
「涼しいところで保管できますか?車の中とか絶対ダメですよ。」
「普通の場所でいいんでしょ?コインロッカーとか・・」
「ダメですよ。コインロッカーじゃ12時までは持ちません。」
切り花って基本、茎を切ったところが水に浸かってないとダメです。
応急処置として、花束だと茎の切り口に水を含ませた柔らかいペーパーをあてるか、当店では夏場はほぼエコゼリーというゼリー状の保水剤を使います。
それでも涼しいところで5~6時間くらいが、花が萎れないと保証できるギリギリの範囲でしょうか?
車の中はもちろん、閉め切った室内、コインロッカーなど人間でさえ命が危ぶまれる環境で、人間より弱い切り花をそれより過酷な条件に放置してはいけません。
花屋にとっては常識で、笑いの出るような話ですが、以外と知らない方も多いのであらためて書いてみました。
でも、そうやって苦労して買う花だからこそ想いは伝わるもの。
チョット話はずれるかもしれませんがネットで拾った、ある高校生の可愛い話もどうぞ。
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