壱岐ウルトラマラソン参戦記(エピローグ) - 北九州市小倉の花屋 フローラルポート[Floral Port]

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壱岐ウルトラマラソン参戦記(エピローグ)

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2018.10.24

北九州市小倉北区の花屋 フラワー&バルーンギフト専門店 、フローラルポートの走る花屋、福田智雪です。

 

話はウルトラマラソンの前日、19日金曜日に遡る。

昨年、レースに参加したときに自宅に泊めてもらうばかりか食事、コンビニへの引き回し(笑)、当日会場へそしてレース後、港への送迎までお世話になった壱岐在住のJ先輩へ電話した。

 

「今年は、夜中のフェリーで行き、とっとと走って夕方のジェットフォイルで帰ります。壱岐に上陸するのにJ先輩に一言お伝えしておこうと思いまして・・。」

半分シャレのつもりだった。

と同時に、もしレースプログラムご覧になって黙って参加したことで逆に気を遣わせてしまう事への配慮もあった。

「そうね。もし困ったことがあったら電話しておいで。」

「ありがとうございます。」

 

朴訥で誰に聞いても「いい人」だと言われるJ先輩。

 

で、ゴール後友人達と話しながら、

「どこか宿探さないとな・・最悪フェリー乗り場のベンチか?」

「明日の仕事の段取りも考えないと」

良いか悪いか、こういう突然の宿泊ってのは何度か経験していてどうにかなるとも思ってた。

 

完走証を受け取りにブースに向かい受け取ったその時、

「お疲れさん!」

振り向くと後光が差したJ先輩が(笑)

「フェリー出たよ。どうすると?」

「まぁ、どうにかします。」

「ウチに泊まれば?」

半分期待してたその言葉(笑)

「いえいえ、突然そんな申し訳ないです。」

一応大人の返事をしてみる。

「大丈夫、去年と同じ部屋だったら空いてるから」

「スミマセン、ありがとうございます。」

人の好意は素直に受ける、アツカマシイワタシデス。

 

着替えて、先輩のお宅でお風呂を頂き、食事に連れて行ってもらいすっかりお世話になった。

 

就寝前に翌日のジェットフォイルが予約できないかとダメ元で、壱岐芦辺港の九州郵船事務所に電話。

電話に出た方が、時間外なので予約は出来ないと。

でも、空席だけ見てみましょうかと調べてもらったら20席空いてると・・。

ただ、対馬発のジェットフォイル。

満席でくる可能性もあると、「それに今日のウルトラマラソンのお客様もいらっしゃいますから・・。」

「私もその口です」

「そうですか、私はさっきまで先導のバイクに乗ってたんですよ!終わって今仕事場で仕事してるんです。」

「えーっ、それはありがとうございました。お疲れ様です。」

「いえいえ、毎年のことですから(笑)」

「フェリーの方が確実だと思います。来年も来てくださいね。」

「ハイ!ありがとうございます。」

思わぬ関係者との嬉しい話をいただきました。

壱岐は良いところだ。

 

翌朝、6時に起床し先輩からは「起きてなかったら、そのまま帰って。多分起きて送れると思うけど。」

そんな風に言われてたので、そっと一人で港まで出かけた。

 

朝食のパンと珈琲、お土産を買い始発のフェリーへ。

昨日の激しい1日とは打って変わって、静かで穏やかな海で船内でウトウト。

若干の筋肉痛を感じながら身体を横たえ帰路についた・・。

 

 

今回のレースで学んだこと。

1.体調不良のウルトラはかなりの覚悟が必要。

2.ウルトラで最初にツッコみすぎると地獄が長い。

3.疲労とダメージは走った距離より走った時間に比例する。

4.人に迷惑をかけないようにレースプランは余裕を持って。

 

来年?

またどこかのウルトラ走ります!

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